焚き火の煙で目が痛い時の対策は?焚き火で煙を出さない方法も合わせて解説

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ソロキャンプに欠かせないのが焚き火。

しかし、焚き火をしている時に

煙が目に入って痛い!!

煙が目に入った時の対策は?

となっている人はいませんか?

キャンパーの方ならわかりますが、焚き火をしていると、煙が目に入って痛くなることがほんとによくありますよね。

僕もキャンプを始めたばかりのときは、同じように煙が目に入って痛い思いをしていました。

ところが、

キャンプ経験を重ねることで、目が痛くなる原因である「煙」を出さないようにすることができ、目が痛くなることも少なくなりました。

この記事では、焚き火経験が豊富な筆者が、焚き火の煙で目が痛いときの対策をわかりやすく解説します。

これを見れば、今後煙で目が痛くなることが減り、焚き火時間をより楽しめることができます。

目次

なぜ焚き火の煙で目が痛くなる?

そもそも焚き火の煙でなぜ目が痛くなるのでしょうか。

それは、

煙の中に微粒子のゴミが含まれており、目に入ると痛くなるのです。

例えば、まつ毛が目に入ると痛くなりますよね。それと同じことが煙でも起きます。

微粒子のゴミを取り除くために、目が痛くなったり、涙が出たりします。

ちなみに焚き火の煙は水分が原因です。

焚き火の木の乾燥が足りていないと、燃やす時に煙が発生します。

その煙に小さいゴミが入っているから目に入ると痛くなります。

焚き火の煙って本当に目に痛くなって辛いですよね。

焚き火の煙で目が痛い時の対策

それでは、実際に焚き火の煙で目が痛い時の対策を3つご紹介します。

煙が当たらない位置に変える

焚き火の煙は風下に向かってきます。なので、

煙が自分に向かってこないように焚き火台や椅子を移動させることをしましょう

例えば、上の写真のように

  • 焚き火台を少し横にずらす
  • 座っている場所を90度移動する

などをして煙が当たらないようにします。

風向きがわかっているなら、風下にはならないように焚き火台や椅子を移動させてみてください。

風向きがよく変わる日は少し面倒ですが、煙で目が痛い時にできる簡単な対策になりますね。

焚き火台を移動させるのは危ない場合があるので、自分の座る場所を移動させるのが一番おすすめかも

瞬きをして目を潤す

煙で目が痛くなった時にして欲しいことが瞬きをして目を潤すことです。

瞬きをすると目が潤ってくるので試してください。

先ほども伝えた通り、

目が痛くなる原因は小さいゴミなので、ゴミを取り除くためにも目を潤しましょう。

できれば、涙を流せれば一番いいですね。難しかったら目薬を使うのもおすすめです。

涙と似ている成分の人口涙液を使ってみてください。ドラッグストアに売っています。

焚き火の煙で目が痛くなったら目を潤してゴミを取り除くことをしましょう!

キレイな水で目を洗う

目を自分で潤してもまだ痛い場合は、キレイな水で洗うことも試してください。

できれば、ペットボトルに入っているキレイな水で洗うことがおすすめですね。

洗う時は、目を傷つけないように優しく洗うことを心がけましょう!

水で洗ってもまだ痛い時や心配な時は病院に行くことも考えましょう!

焚き火の煙を減らす

目が痛くなる原因である煙自体を減らすことは、対策としては有効ですね。

煙を減らす方法は下で詳しく解説します。

焚き火で煙を出さないようにする方法

最初にも解説しましたが、焚き火で目が痛くなるのは煙が原因です。

そこで、ここでは焚き火の時に煙が出ないようにする方法を解説します。

薪を乾燥させる

焚き火の時に煙が出るのは薪に水分が残っているからです。そこで、

煙を出さないように焚き火で使う薪は入念に乾燥させるようにしましょう

とにかく薪は乾燥させることが大事。

それは、キャンプ場やホームセンターで売っている薪を買っても同様です。

お店で売っている薪であっても、乾燥しきっていない場合が多い

実際に、僕もキャンプ当日に買った薪を使っても煙はたくさん出ました。

なので、できるならお店で買った薪であっても乾燥させるようにしてください。そうすれば、煙を出さずに焚き火を楽しめます。

おすすめは、キャンプに行く前に薪を買っておき、風通しの良い場所で薪を保存しておくことです。

もし、キャンプ当日に買った薪であっても風通しのいいところにおいて、できるだけ乾燥させるようにしましょう。

さらに、薪を乾燥させると薪割り自体もしやすくなるので、ぜひ試してください!

薪を空気が入るように組む

煙を出さないようにするには、薪の組み方も大切です。

薪を空気が入るように組むと酸素が取り込みやすくなり、よく燃えるようになります。

以下の薪の組み方が代表的ですね。

ところが、薪を適当に組んでしまうと、

焚き火時に空気が入らず、不完全燃焼になってしまい煙が出やすくなります。

例えば、次のようにただ薪を並べるな場合です。

僕も焚き火を始めたばかりの時は、薪の組み方まで考えていませんでした。

適当に薪を組んでしまうと、火を付けることが大変で、さらに煙もよく出ていました。

僕のように人も多いかもしれません。

そんな人は、ぜひ煙を出さないためにも、薪の組み方までぜひ考えてみてください。

ウインドスクリーン(風防)を使う

焚き火の煙を減らすことができますが、毎回完全に無くすことは難しい部分です。

風向きによっては、自分の方向に煙がきてしまうこともあるかもしれません。

そんな時に活躍するのが、ウインドスクリーンです。

ウインドスクリーンがあれば、風から焚き火を守ることができるので、自分の方に煙を向かうことを減らせる

風から焚き火を守れるのは、煙から目を守ることにつながるのでおすすめです。

他にも、以下のウインドスクリーンを使うメリットがあります。

  • 安定して火おこしができる
  • 熱や光の反射板となる
  • 火の粉を他のサイトに飛ぶことを減らせる
  • 目隠しにもなる

ウインドスクリーンは焚き火には必須ではありませんが、持っていると煙から目を守ることができるので、目が痛みやすい人は使ってみてください。

おすすめのウインドスクリーンはこちらです。サイズの種類が豊富で、見た目もかっこいいのでぜひ使ってみてください。

二次燃焼の焚き火台を使う

二次燃焼の焚き火台を使うことも、煙の発生を抑える対策になります。

二次燃焼の焚き火台は、一次燃焼で発生した煙をニ次燃焼で燃やすので煙を抑えることができる

煙が抑えられる焚き火台があるなんて、欲しくなりますね。

ニ次燃焼の焚き火台は他にも以下のメリットがあります。

  • 純粋な火を楽しめる
  • 煙が少ない
  • 着火しやすい

もし、煙を出さない焚き火をしたい人には、二次燃焼の焚き火台を使ってみてください。

ただし、二次燃焼の焚き火台はその構造上料理をするのにはあまり適していないので注意してください。

おすすめの二次燃焼の焚き火台はこちらになります。

まとめ

焚き火をしていると煙が目に入って、痛くなるのは全キャンパーの悩みです。

目が入った時のすぐにできる対策は目を潤すことと焚き火の位置を変えることです。

そして、目が痛くなる原因の煙を減らす方法は次のようになります。

  • 薪を乾燥させる
  • ウインドスクリーン(風防)を使う
  • 二次燃焼の焚き火台を使う

特に薪を乾燥させることは大事なので、ぜひ試してください。

ということで、最後までご覧いただきありがとうございました。

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