キャンプで焚き火をやめた理由8選【対策すればやめなくてOK】

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「キャンプで焚き火をしていたけど、嫌になってやめてしまった…」

「もう焚き火をしたくないな」

となっている人はいませんか?

キャンプでする焚き火は非日常感があり、火を眺めていると癒されます。

その反面、煙で匂いが付いたり、目が痛くなったりなどの嫌なことも起きます。

そのため、「焚き火をしていたけどやめてしまった」という人はいるかもしれません。

事実、僕も一度焚き火をやめたい経験があります。

しかし、

焚き火の嫌な部分の対策を行うことで、楽しく火を眺めることができるようになりました。

そこで、この記事ではキャンプで焚き火をやめた理由とやめないための対策をご紹介します。

「焚き火をやめようかな」と感じている人が焚き火を楽しめるようになる記事になっているので、ぜひご覧ください。

目次

キャンプで焚き火をやめた8つの理由

ソロキャンプによく行く僕の経験と他のキャンパーの方のSNSを見て、焚き火をやめた8つの理由を解説します。

服や髪に匂いが付く

焚き火をすると匂いが付くことが一番嫌な人が多いかもしれません。

匂いが気になり、焚き火をやめた人も多いと思います。

確かに焚き火をすると匂いが付きます。

焚き火中はそこまで気になりませんが、寝る時や家に帰った後に匂いが爆発する

それになかなか匂いが落ちないんですよね。

僕も髪の毛に何日も匂いが付いて、頭を振るたびに匂ってきました…。

煙で目が痛い

ほとんどのキャンパーが焚き火の煙が目に入り、痛い思いをしています。

この煙で目を痛めるのも焚き火をやめる理由の1つではないでしょうか。

煙には小さいゴミが入っており、目に入ると正直かなりつらい

あんな楽しかった焚き火が目に煙が入ることで、一瞬で冷めてしまいますね。

「焚き火をしたいけど、煙が目に入るのがちょっとな…」という人は多いと思います。

しかし、煙を目に入りづらくする対策はあるので、下でチェックしてださい。

薪に火が点かない

「薪に火が点かないから、やらない!」という方もいると思います。

確かに、

焚き火では最初の薪に火を点ける段階が一番難しいです。

なので、全く知識がない人が薪に火を点けようとすると挫折するかもしれません。

僕もキャンプを始めたての頃は薪に火が点かず嫌になってやめた経験があります。

なので、薪に火が点かず焚き火を止める人の気持ちはすっごくわかりますね。

準備や片付けが面倒

「焚き火ってやっているときは楽しいけど、準備や片付けが面倒だな〜」って感じている人はいませんか?

それ僕です。

特に帰るときの片付けがテンション下がりますね。

焚き火台を片付けて、灰を指定の場所に捨てる作業は手も汚れて面倒

僕と同じように準備や片付けが面倒だから焚き火はしないと決めている人は必ずいますよね。

薪割りができない

薪を燃やすには大きままだと燃えないので、薪割りを小さくする必要があります。

この薪割りもうまくできないために、やめた人もいるかもしれません。

薪割りは正しいやり方が行わないと、初心者の方にとって危なく難しいです。

そのため、

薪割りできない → 薪が太い → 火が点かない → 焚き火やめる

ということになるんですね。

焚き火にとって重要なのが薪割りです。正しい薪割りをすれば、簡単にできるので、ぜひ下でチェックしてください。

何が必要かわからない

「焚き火したいけど、何が必要かわからない」という人もいてもおかしくありません。

焚き火を始めるにはいくつか必要なものがあり、何を買えばいいかわかりません。

さらに、昨今のキャンプブームもあり、焚き火グッズが豊富にあります。

どれを買えばいいかわからずに焚き火をやめてしまう可能性は大いにあります。

焚き火グッズを集める段階で困ってしまう気持ちわかります。

火で火傷をした

焚き火は火を扱うため、とても危険です。

火で火傷をしたために、焚き火をやめてしまうことも少なくない

僕も大きな火傷こそありませんが、火の粉がジーパンに付いてしまい、穴が空いた経験があります。

直接、肌に当たっていたら危なかっただろうなと今でも思いますね。

キャンプで焚き火をやめないための対策

ここまでは、焚き火をやめた理由について解説しました。

しかし、やめないための対策をしっかりと行えば、楽しく焚き火ができるます。

その対策が以下になります。

  • 服や髪に匂いが付く → 焚き火用の服を着る&消臭スプレーを使う
  • 煙で目が痛い → 煙が少ない乾燥した薪を使う
  • 薪に火が点かない → 火が点きやすい針葉樹を使う
  • 準備や片付けが面倒 → 火消し袋を使うと片付けが簡単
  • 薪割りができない → 薪割りクサビを使う
  • 何が必要かわからない → 焚き火に必要なもの8つを紹介
  • 火で火傷をした → 焚き火用グローブ&トングを使う

焚き火用の服を着る&消臭スプレーを使う

服や髪に匂いが付く場合の対策は、焚き火用の服を着ることや消臭スプレーを使うことがおすすめです。

ワークマンなどでは、燃えにくい焚き火で使えるウェアを販売している

焚き火をする時には、焚き火用のウェアとそれ以外で使い分けることで、匂いを限定できます。

そうすれば、普段着に匂いが付くことを減らせます。

また、使った焚き火用のウェアも以下のようなアウトドア用の消臭スプレーをすることで、匂いを消臭できます。

煙が少ない乾燥した薪を使う

煙で目が痛くなる対策としては、乾燥した薪を使うと煙自体を減らすことができます。

薪が煙を出す原因は、薪に含んでいる水分です。

しっかりと乾燥している薪を使えば、煙を減らせるので、目が痛くなることも少なくなります。

薪を買う時、水分量が少ない乾燥した薪を選びましょう。

または、キャンプ前に薪を買っておいて、風通しの良いところに置いておくのもありですね。

焚き火の煙で目が痛い時の対策はこちら記事で詳しく解説しています▼

火が点きやすい針葉樹を使う

火が点きにくいと困っている人は火が点きやすい針葉樹を選ぶようにしましょう。

針葉樹は以下のような薪ですね。

薪には広葉樹と針葉樹があり、針葉樹のほうが火が点きやすいです。

また、針葉樹は広葉樹よりもやわらかく薪割りがしやすいので、細く割ってさらに火が点きやすくなります。

火が点かなくて困っている人は針葉樹を使ってみると驚きますよ。

火消し袋を使うと片付けが簡単

焚き火で面倒なのが片付けであり、灰の処理だと思います。

  • 灰が燃え尽きるまで待たなくてはいけない
  • 灰を捨てる場所まで運ぶのが大変
  • そもそも灰を捨てる場所がない

なんてことは、多くのキャンパーが体験しています。

そんなときに役に立つのが火消し袋です。

火消し袋を使うことで、燃え残っている灰であっても袋に入れて安全に持ち帰ることができます。

持ち帰った後は、各自治体によりますが、そのまま袋から燃えるゴミ袋に入れて捨てられるので、お手軽です。

火消し袋を1つ持っていれば焚き火を片付けがとてもスムーズになるので、めんどくさい思いをしなくて済みますよ。

火消し袋はこちらの商品が評判もよく、使い勝手がいいのでおすすめです。

薪割りが安全に簡単にできる薪割りクサビを使う

薪割りができない・危ないと感じている人は、薪割りクサビを使うと簡単にできるのでおすすめです。

上のようなクサビを使うと、簡単・安全・早く薪割りができます。

僕も使い始める前は薪割りができなくて苦行でしたが、このクサビを使うことで、楽しく薪割りができるようになりました。

本当に便利なので、薪割りで苦戦している人はぜひ使ってほしいなと思います。

僕が使っているいるものはこちらです。

ちなみにクサビを使うときはハンマーも必要なので用意してください。以下のようなペグハンマーでOKです。

薪が割れない場合の対策はこちらに記事で詳しく解説しています。

焚き火に必要なもの8つを紹介

焚き火で何が必要かわからない人はこの8つのアイテムを買えばOKです。

  • 焚き火台(5000円)
  • 薪(700円)
  • 焚き火シート(1000円)
  • 焚き火用耐熱グローブ(1000円)
  • 薪トング(1000円)
  • ライター(100円)
  • 着火剤(100円)
  • 薪割り道具(2000円〜5000円)

価格は全部合わせると、15,000円ほどになります。

どの焚き火台を選べばいいかなどの具体的な商品についてはこちら記事で詳しく解説しているのでチェックしてください。

焚き火用グローブ&トングを使う

安全にケガなく焚き火を楽しみたい人は、焚き火用のグローブとトングを用意する必要があります。

焚き火用ではないものだと、火の熱を防ぐことができず、火傷につながってしまう

なので、焚き火での火傷が不安な人は、

しっかりとした焚き火用のグローブとトングを使って安全に焚き火を楽しみましょう。

「焚き火用のグローブとトングってどんなの?」となっている人はこちらの商品を参考にしてください。

焚き火の3つの魅力

僕は焚き火をやめた経験もありますが、今では毎回キャンプでは焚き火をする焚き火オタクです。

なので、ここでは最後にも焚き火の魅力についてお話しします。

火の動きにはリラックス効果がある

火は絶えず形を変えており、その動きを眺めて癒されている人は多いのではないでしょうか。

そうなんです。焚き火の火の動きにはリラックス効果があります。

焚き火にリラックス効果があるのは科学的にも証明されており、論文もあります。

(※焚き火による心理的ストレス軽減効果の検証

焚き火を見るだけで、普段の嫌なことやつらいことを忘れさせてくれます。

確かに、焚き火は匂いがしますし、煙も出て目が痛いです。

しかし、そんなことを忘れさせてくれるくらいに焚き火は僕たちを癒してくれる魅力がありますね。

僕も焚き火を見ることで、「無」の気持ちになるので、その時間を大切にしています。

デジタルデトックスができる

日常的にスマホを使ってSNSやゲームばっかりして、疲れている人も多いと思います。

焚き火をすることで、スマホドを止めることができ、デジタルデトックスができる

焚き火をしていると意外と忙しいです。

  • 薪割り
  • 火の調節
  • 焚き火を眺める

などやることが多くあります。そして、その作業がまた楽しいですよね。

そのため、スマホを触らなくても、有意義な素晴らしい時間を送ることができます。

焚き火にはデジタルデトックス効果をあるのも魅力の1つですね。

火おこしが楽しい

薪に火を付けて徐々に火種が大きなっていくのを見るのも楽しいです。

まるで育成ゲームのように小さい火から大きしていくのは、焚き火の魅力

火おこしって初心者のころはかなり苦労するんですよね。

しかし、

苦労して火を付けて、大きくした火を眺めるのはほんとに格別ですよ。

火おこしの方法も様々あり、特にフェザースティックは難しいけど、徐々にできるようになっていくのもまた楽しいですね。

まとめ

焚き火好きのソロキャンパーからすると、焚き火をやめてしまう気持ちはわかるものの、やめるのはもったいないなと感じます。

最後に今日の記事をまとめると、焚き火をやめてしまう8つの理由はこちら▽

  • 服や髪に匂いが付く
  • 煙で目が痛い
  • 薪に火が点かない
  • 準備や片付けが面倒
  • 薪割りができない
  • 何が必要かわからない
  • 火で火傷をした

そして、その対策は次になります。

  • 焚き火用の服を着る&消臭スプレーを使う
  • 煙が少ない乾燥した薪を使う
  • 火が点きやすい針葉樹を使う
  • 火消し袋を使うと片付けが簡単
  • 安全に簡単にできる薪割りクサビを使う
  • 焚き火に必要なもの8つを紹介
  • 焚き火用グローブ&トングを使う

焚き火の嫌な部分は対策をすれば、解消できます。

ぜひ楽しい焚き火時間を送ってください。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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